JRA新潟記念(G3)「究極・三連複BOX」勝負!信頼の現場ネタから「超伏兵」も発見!!
今週「現場情報至上主義・ジェームスT」が挑むのは、1日(日)に開催される新潟記念(G3)だ。有力「現場」情報で決定した「究極三連複BOX」で、夏競馬を締めくくりたい。
「◎」に選んだのは、ココを勝てばサマー2000シリーズのチャンピオンが確定するカデナ(牡5、栗東・中竹和也厩舎)だ。
3歳時に弥生賞(G2)を制しクラシック候補になったが、その後は不甲斐ない結果が続いた。しかし、今年の春から状況は一変する。4月の福島民報杯(L)、続く巴賞(OP)で3着、前走の小倉記念(G3)でも2着と好走。父ディープインパクトを彷彿とさせる強力な末脚は、完全復活を感じさせるものだった。
稽古の動きも上々で調整は順調という印象。「デキは維持している」と陣営は仕上がりに納得の表情だ。「重賞のタイトルを増やして秋を迎えたい」と、勝負気配が明らかに高い今回は勝ち負け必至だろう。
「〇」には安定感抜群のサトノキングダム(牡6、美浦・国枝栄厩舎)を指名した。
昨年の8月より、5戦連続で連対を果たしている堅実派だ。前走の阿武隈Sは、直線であっさり抜け出してラストは流す余裕の勝利。陣営も「なかなかの勝ちっぷり」と絶賛していた。
デビュー前から期待の大きかった素質馬が、ようやく重賞の舞台に登場。相手は強くなるが、「1・2・0・1」と抜群の相性を誇る新潟コースであれば軽視できないだろう。
「最終追い切りの感じは良かったね。『ココへ向けて良い仕上がり』と陣営も仕上がりに自信を覗かせている。2000mでは結果は出ていないけど『掛かる馬ではないし、走りからも問題はない』ときっぱり。『今の充実ぶりなら楽しみ。いいところを見せたい』と色気十分なココは、上位争いが濃厚だろう」(競馬関係者)
「▲」は強力な伏兵サトノワルキューレ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
デビューから4戦連続で馬券圏内を確保。牡牝混合のゆきやなぎ賞では、後の菊花賞(G1)2着のエタリオウを抑えて勝利を収めた。続くフローラS(G2)では、上がり最速の末脚を使って重賞初制覇を達成。強力なライバルたちを見事に差し切ってみせた。
その後は思うような結果が残せていないが、近3走について「メンバーも強かったし、条件的にも少し厳しかった」と陣営は冷静に分析。その上で「新潟の外回りはいかにも合っている。仕上がりも良いしハンデも手頃。面白いと思う」とココでの巻き返しを狙っている。波乱を起こす激走に期待だ。