JRA「上がり馬」ノーザンファームも期待する秋競馬の秘密兵器を一挙紹介!
・ネリッサ
春はクラシックに進めなかったが夏競馬で2連勝で3勝クラス入り。その2連勝もともに上がり最速と内容は濃く、32秒台の末脚は魅力十分。
・モンペルデュ
この夏はダート短距離戦で2連勝を決め、3歳馬ながらオープン入りを決めた。1200m以下では4戦4勝の負けなし、すべて逃げ切りとスピード自慢で今後も楽しみ。
・エスタジ
6月に初勝利を挙げ、昇級初戦の8月でも見事に勝利。左回りの1400mがベストの印象で、東京開催での活躍が期待できそうだ。
・タガノファジョーロ
3歳馬で7月の3歳未勝利から1勝クラス、2勝クラスと夏の間に3連勝を達成。小倉コースで見せた驚異的な末脚は昇級しても注目。
・ストロベリームーン
3勝クラス~オープン特別とこの夏2連勝を決め絶好調。現在10戦連続で3着内に好走(内5勝)と堅実派で今後も注目。
・スマートセラヴィー
7連敗中だったが夏の札幌でいきなり4馬身差の圧勝。昇級戦も連勝し、本格化を印象付けた。
・クールティアラ
ダート短距離~芝直線1000mと3連勝でオープン入り。適条件は限られそうだが、その勢いから目が離せない。
・エムティアン
3月以来となる7月の復帰戦を7番人気で快勝。続く昇級戦も勝利を決めて2連勝。短距離路線でどこまで伸びるか。
・ミヤビパーフェクト
デビューから6戦未勝利だったが、8月の小倉で初勝利を挙げると、続く昇級初戦も3馬身差の完勝。セン馬なので使うレースは限られるが、兄が重賞4勝のミヤビランベリということからも奥が深そうだ。
・ライジングドラゴン
約8か月ぶりのレースで2着に好走すると、その後完勝で2連勝。デビュー戦ではグレートタイムに快勝しており、今後も楽しみな逸材。
・タイトロープウィン
デビューから8戦未勝利も、夏競馬初戦で圧勝。さらに昇級戦2着のあとに2勝目をマークと本格化。馬主が作家の浅田次郎氏というのも話題。
・ブラヴァス
父キングカメハメハ母ヴィルシーナという良血馬で、オーナーは大魔神佐々木氏。休み明け1勝クラスを武豊騎手で完勝、トライアルから菊花賞を目指すなら注目を集めそうだが、自己条件から上を目指しそうだ。
・スリーケープマンボ
連敗が続くも夏の札幌で突如覚醒。10番人気1着、12番人気1着と超人気薄で2連勝。今後も目が離せない穴馬。
・ナランフレグ
ダート路線を使い敗退が続いていたが、夏の新潟で芝に挑戦してレース内容が一変。一気に2連勝で1600万クラスに。上がり31秒7の豪脚は驚異的。
・クルークハイト
それまでの不調が嘘のように、7月から2連勝で一気にオープン入り。前走の釜山ステークスは2着に4馬身差をつけ本格化の印象。
以上、この夏活躍した馬達をまとめてみた。これから秋競馬がスタートするが、夏を休んでいた馬達と、夏で力を付けた馬達がどんなレースを見せるか。それも競馬の醍醐味と言えよう。ますます盛り上がる競馬から目が離せない。