JRA「やっぱりデムーロ旋風」中山リーディングは目前!対して●●は7勝→0勝、●●は5勝→1勝の大惨事


■乗り替わり勝利馬の前走騎乗者

戸崎圭太 2回
秋山真一郎
西村淳也
内田博幸
C.ルメール
田辺裕信

■1~3人気での騎乗成績

[10.2.1.5]

騎乗18回 10勝 2着2回 3着1回

勝率55.5%・連対率66.6%・複勝率72.2%


 全11勝中7勝が他の騎手からの乗り替わりであり、まさに勝負強さを見せつけてのもの。この内容からも完全復活を印象付けている。春先は年間100勝も危ぶまれたが、3週間で11勝を挙げる現状、残り26勝は十分クリアできそうだ。

 逆にデムーロの活躍によって多大な迷惑を被っているのが関東の中堅ジョッキー達だろう。例えば石橋脩騎手は今年中山開催で合計13勝(1回中山3勝・2回中山3勝・3回中山7勝)を記録してきたが、この4回中山は0勝で2着も1回のみ。

 つまり前回7勝から今回0勝で大幅ダウンという状況なのである。関東のノーザンファーム主戦騎手として、この中山開催が始まるまで合計101回の騎乗があったが、この開催ではわずか31回と大きく減少している。

 同じように内田博幸騎手もベテランながらこの中山開催はわずか1勝にとどまっている。内田騎手も今年の中山開催は、前回の5勝など合計10勝を挙げているが、この中山開催ではわずか1勝で2着はゼロという散々な成績。38回の騎乗で1~2番人気は5回のみと、明らかに騎乗馬の質も低下している。

 中堅ジョッキー及びトップジョッキーが騎乗していたような有力馬は、実際にデムーロに流れている。その結果、中堅及び中堅以下の騎手の騎乗馬が、戸崎圭太騎手や三浦皇成騎手、横山典弘騎手などに流れたと考えられる。

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