JRA京都大賞典(G2)「現場情報」厳選6点で高配当ゲット!? エタリオウより、あの「大穴」が“背水の陣”で大波乱?
「△」はメートルダール(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)だ。
始動戦のアメリカジョッキーCC(G2)では3着と好走したが、金鯱賞(G2)13着、新潟大賞典(G3)9着、函館記念(G3)7着と、近走では不甲斐ない競馬が続いていた。
「AJCCでは強敵相手に五分の走りを見せるなど、まだまだ力は衰えていません。ただ、ここ最近の不調は精神面によるところが大きいようで、戸田調教師も『以前よりズプくなり、馬を動かし切れずに終わった』と明かしています。
そのため、今回は鞍上に和田竜二騎手が選ばれたみたいですね。戸田調教師『竜二は終いまでしっかり踏ん張らせてくれる』と期待を寄せていました。手替わりで一変する可能性はあります」(美浦関係者B)
最後の「★」は長きに渡って低迷を続けるクリンチャー(牡5歳、栗東・宮本博厩舎)だ。
昨年の京都記念(G2)では、レイデオロ、アルアインら同世代のG1馬にも勝ち、天皇賞・春でも3着と結果を出したクリンチャー。だがその後、低迷。凱旋門賞(仏G1)での17着をはじめ、今年の天皇賞・春で10着など、かつての走りを取り戻せないでいる。
「いい頃は唸るくらいの行きっぷりでしたが、最近はめっきり。ある関係者は『馬が走るのをやめている感じ』とまで話していました。
前走の新潟記念(G3)も12着と大敗しましたが、あれは明らかに叩き台だったのでしょう。叩き良化タイプなので、今回は使った上積みも期待できます。京都競馬場との相性もわるくありません。陣営は『やるだけの事はやった。これで見せ場すらなかったら……』と背水の陣で臨んでいるようでした」(栗東関係者B)
今回はグローリーヴェイズを軸に、エタリオウ、ノーブルマーズ、メートルダール、クリンチャーに流す、3連複6点で勝負。クリンチャーの復活にかけたい。
(文=ブロディN)