【重賞展望】秋競馬の開幕は今年から重賞に昇格した紫苑S(G3) 主役はオークス3着ビッシュも、夏に実力を付けてきた「上がり馬」に注目!
春はトライアルで躓き、クラシック出走を果たせなかったが、休養前に500万下を勝ち上がれたことがここに来て活きている。一足早く、7月のいわき特別(1000万下)で復帰したが、初の古馬を相手に2着に善戦。確かな成長の跡を示している。敗れはしたものの3着以下を4馬身以上突き放しており、その力はここでも通用するはずだ。
他にもオークス6着の実績があるフロンテアクイーン、パーシーズベスト、ベアインマインドといった未勝利と500万下を連勝してきたディープインパクト産駒など、夏に力を付けてきた馬が、どこまでやれるのかも注目したい一戦だ。
来たる最後の一冠・秋華賞に向け、今年から重賞に昇格した紫苑Sは10日(土)の15時45分に発走予定だ。