C.ルメール騎手大感激!悲願の凱旋門賞制覇に向け「凱旋門賞の達人」が強力援軍!マカヒキは「確勝級」のニエル賞(仏G2)へ!
「かねてからルメール騎手はジャルネ騎手のことを『憧れの騎手の一人』として心酔しているだけに、これ以上ない”援軍”だったに違いなかったでしょう。日本競馬のファンにとってはトレヴの主戦騎手として有名ですが、実はこの日に騎乗した帯同馬のマイフリヴァもトレヴと同じ牝系のファミリー。偶然とはいえ、何かの縁かもしれませんね」(競馬記者)
このジャルネ騎手はかつてフランスの歴史的名牝トレヴの主戦を務めており、2013年の凱旋門賞では、日本の三冠馬オルフェーヴルを5馬身ちぎって日本競馬の夢を打ち砕いた、その人。ちなみに凱旋門賞は、トレヴの連覇を含め通算4勝。これはL.デットーリ騎手やO.ペリエ騎手と並ぶ最多勝記録である。
そんな「凱旋門賞の達人」からの強力なバックアップを受けて凱旋門賞の前哨戦に挑戦するマカヒキだが、11日に迫ったニエル賞は「負けられない一戦」となりそうだ。
わずか6頭という出走馬も然ることながら、本サイトでも既報した通り最大のライバルと目されていた今年の英愛ダービー馬ハーザンドが回避。各主要ブックメーカーのオッズはマカヒキを単勝1.5倍程度に支持しており、まさに大本命となっている。
それもそのはず、今年のニエル賞は早くから出走を表明していたマカヒキと、先述したハーザンドが激突する可能性があるとして、有力馬が続々と回避。
出走馬6頭の内、重賞勝ち馬はマカヒキを除けば、なんとか2番人気に推されそうなミッドタームのみ。それもG3を勝っただけで、G2で5着敗戦後は骨折で休養。今回が約4カ月ぶりのレースという有様だ。