重賞3勝のスマートオーディンがリタイアで秋ローテ白紙……「脚元の疲れ」が原因も、やはり『クラッシャーの呪い』か!?
だが、競馬ファンが厩舎の出世馬を取られた松田調教師の、つまりは「クラッシャーの呪い」と考えてしまうのも、あながち適当ではないと述べざるを得ないだろう。
実は、スマートオーディンの父ダノンシャンティも松田調教師の管理馬で、やはり3歳春の過酷な3連戦の経験馬。結果的に日本ダービーの目前に故障して2連戦で終わったが、半年の休養後、本来の姿を取り戻すことなく引退している。
その息子であるスマートオーディンも、父の後を追ってしまうのか……それとも足元の疲れを事前に察知した、池江調教師の”ファインプレー”に救われるのか。いずれにせよ、G1級の素質馬だけに、1日でも早い復帰を期待したいところだ。