【香港国際競走展望】「香港」ビューティージェネレーションVS「日本」インディチャンプ! アジアマイル界の覇権を懸け、マイル王が激突!

 日本馬が毎年苦戦を強いられる香港スプリントには、ダノンスマッシュ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)が挑戦するが、やはり苦戦は免れないだろう。

 今年、高松宮記念(G1)、スプリンターズS(G1)と共に1番人気に推されたダノンスマッシュの素質は認めるものの、日本よりもハイレベルな香港の一流スプリンターは、その上を行く前評判だ。

 中心は3歳馬のエセロ。キャリアこそ6戦だが、前哨戦のジョッキークラブスプリント(G2)では2着馬に2馬身差つける完勝劇。6戦5勝という底知れない実力は、今後の香港スプリント界を担えるだけの大器だ。

 そのジョッキークラブスプリントで2着だったホットキングプローン、3着のビートザクロックも当然ながら優勝候補。英国から参戦するインハータイムも豪州のスプリント界ではG1戦線の常連だ。ダノンスマッシュには、ここで日本の意地を見せてほしいところだが……。

 いずれにせよ、今年の香港国際競走の最大の見所は、香港マイルのビューティージェネレーションVS日本馬ということになるだろう。復活か、それとも覇権交代か――。香港国際競走は8日に開幕する。

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