世界で台頭する「連勝街道馬」たち。最初に止まるのは誰だ?
馴染みのない名前だが、この馬は昨年のポーランドの3冠馬であり、年度代表馬。ポーランドはパート3国なので、やはり主要な国と比べると格下の感は否めない。そのヴァバンクは、8月末にドイツのレースに出走し、いきなりG3を勝利してみせた。
G3と言っても、破った相手は決して弱い馬ではない。2着のポチョムキンはドイツG1であるダルマイヤー大賞の3着馬であり、重賞を複数勝利している実力馬。直線で抜け出した2頭のマッチレースとなり、ゴールでは1馬身程度前に出て完勝した。次走はまだ不明だが、既にドイツ国内でG1に手が届く位置にいる。すでに世界レベルの実力を有している可能性十分だ。
今年怪我で出走していない馬でも連勝が続いている馬も。昨年のBCスプリントの覇者ランハッピーだ。昨年末にかけて6連勝中であり、怪我からの復帰戦は10月を予定している。
これらの馬の連勝は続くのか、それとも止まるのか。全ての馬が負けたらニュースになる馬だけに、注目していきたいところだ。