香港マイル(G1)インディチャンプ「海外評価」急上昇! 地元の英雄「ビューティージェネレーションでも勝てるかどうか」
8日、シャティン競馬場で開催される香港国際競走。豪華G1・4競走の中でも、最も注目を集めているのは、日香のマイル王が激突する香港マイル(G1)だ。
近年、香港競馬のマイル路線には絶対的王者ビューティージェネレーションが君臨。昨年4月のチャンピオンズマイル(G1)勝利を皮切りに、怒涛の10連勝。
ロンジンの『ワールドベストレースホースランキング』で世界のトップに君臨するなど、他国を含めたライバルたちにとって絶望的なステージとなっていた。
しかし今秋、復帰戦のセレブレーションC(G3)を快勝したものの、ビューティージェネレーションは続く沙田T(G2)で約1年半ぶりの敗戦(3着)を喫し、連勝が10でストップ。当時は60.5kgという酷量に加え、勝ち馬とは6kg差……“勝ち過ぎた絶対王者”ならではの敗戦で、情状酌量の余地は十分にあると思われた。
だが、続くジョッキークラブマイル(G2)で、またも単勝1.3倍を裏切って(3着)しまってから、いよいよその能力に“疑惑”の眼差しが向けられ始めている。