川田将雅騎手も一目惚れ「目指すべき所にたどり着いてほしい」21世紀最強馬フランケルの娘ミスエルテがデビュー戦を持ったまま馬なりで圧勝発進!
コンディションが稍重だったこと、メンバーの質が不透明なことを差し引いても、デビュー戦で見せた圧巻の走りは、間違いなく来年のクラシック戦線をリードする存在になることを予感させるものだった。
「無事に初戦を終えることができて良かったです。あとは無事に、目指すべき所にたどり着いてほしいと思います」と述べた川田騎手の言葉が、この馬の期待度の高さを物語っており、池江調教師も「見ての通り」とご満悦。
三冠馬オルフェーヴルを手掛けたサンデーレーシング×池江厩舎という”最強コンビ”が、また一頭クラシック候補を送り出した。
また、ミスエルテの父は21世紀最強の名馬フランケル。すでに「16冠ベビー」として話題を呼んだソウルスターリング(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が強い勝ち方でデビュー戦を飾っているが、このミスエルテも遜色ないスケールを感じさせる走り。母も米国のG1勝ち馬と筋が通った良血であり、今後がますます期待される。
なお、気になるミスエルテの進路は11月のファンタジーS(G3)を使って、阪神ジュベナイルFに進むことが予定されている。