【AJCC(G2)展望】川田ブラストワンピース「逆襲の2020」堂々の始動! ミッキースワロー&スティッフェリオら中山巧者に魅力
今回の1戦で主導権を握ると見られているスティッフェリオ(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎)。
昨年、小倉大賞典(G3)は勝ったものの、大阪杯、宝塚記念(G1)ではともに7着。だが、秋の始動戦となったオールカマーでは、果敢に逃げてミッキースワロー、レイデオロ、ウインブライトらを抑えて優勝を果たした。
その後、天皇賞・秋、有馬記念では大敗を喫したものの、今回と同条件で実績上位馬を相手に結果を出したという経験は大きいだろう。丸山元気騎手とともに一撃を狙う。
ニシノデイジー(牡4歳、美浦・高木登厩舎)はここから立て直したい。
2歳重賞を連勝し、ホープフルS(G1)でも3着と好走した。クラシックでも有力候補の一頭と思われていたが、春は皐月賞(G1)17着、日本ダービー(G1)5着。秋は前哨戦のセントライト記念(G2)で5着、菊花賞(G1)ではC.ルメール騎手を背に2番人気に支持されるも、9着と惨敗を喫していた。
3歳時は振るわなかったが、2歳時に見せた走りは本物。見切るのは早計だろう。今年は田辺裕信騎手とタッグを組み、上位をうかがう。
この他にも中日新聞杯(G3)で古馬相手に2着に入ったラストドラフト、小倉記念(G3)で2着に入った以来の出走となるサトノクロニクル、中山牝馬S(G3)で2着だったウラヌスチャームらがスタンバイ。虎視眈々と上位を狙う。
AJCCを勝ち、古馬中長距離G1をリードするのはどの馬になるのだろうか? 26日15時45分の発走を予定している。