JRA東海S(G2)武豊インティは●番手! 現場情報から「最強3連単」で1月を締める!
26日(日)に開催される東海S(G2)に、「現場の声を重視するブロディN」が挑戦。独自のルートから仕入れた「関係者(秘)情報」で的中を狙う。
本命「◎」に選んだのはスマハマ(牡5歳、栗東・高橋亮厩舎)。
昨年、頭角を現した1頭。去年の東海Sを3着で終えると、続く名鉄杯(L)では1番人気に応えて見事勝利。期待されたみやこS(G3)こそ9着と惨敗を喫したが、ベテルギウスS(L)では2着に入り、復調気配を感じさせている。
今回の舞台である京都競馬場では、大敗したみやこS以来となるが、陣営は「あのときはインティ、リアンヴェリテとの競り合いが激化。予想以上のハイペースで先行馬が総崩れだった」と語る。だが今回も「理想はやはりハナですね」と逃げ宣言を行うなど、一歩も引く気はないようだ。
そして今回引き当てたのは、内枠の2枠。内枠の逃げ・先行馬が有利なのはいうまでもなく、スマハマに運も向き始めているように思える。スタッフのひとりは「自分のリズムでいけるかが鍵」と明かしたが、いまごろはほくそ笑んでいるかもしれない。
1週前追い切りは僚馬を追走する形で行われ、「少しフワフワしていた」といい、そのため最終は先行させると、「最後まで集中していましたし、いい動きでした」と語る。やはり、前に出たほうがいい動きをするのは間違いない。今回も気風の良い逃げっぷりに期待したい。
「〇」は意外性が魅力のヴェンジェンス(牡7歳、栗東・大根田裕之厩舎)だ。
昨年は始動戦のすばるS(L)で9着と大敗を喫し、スタートダッシュには失敗したが、続く大和S(OP)で3着と好走すると、ポラリスS(OP)、天保山S(OP)を連勝。巻き返しに成功し、プロキオンS(G3)でも3着に入ってみせた。
秋初戦の太秦S(OP)は2着だったが、みやこSでは後方待機から早めに仕掛けて重賞初制覇を達成。チャンピオンズC(G1)は強力メンバー相手に展開が向かず7着に終わったものの、今回のメンツならば上位も狙えるだけの実力を秘めているはずだ。
「前走は典型的な前残り。さらに内有利の馬場でしたので、あの結果も仕方ないと思います。陣営も『そんな中でも外からしっかり脚は使っていた』と悲観するどころか、内容を評価していましたよ。
状態も悪くはないようですし、今回は過去910走もして、走り慣れている京都競馬場。有力どころも注文がつく先行脚質が多いこともあり、『みやこSのような形になりそうだね』と陣営も色気を見せていました」(競馬関係者)
「▲」には、武豊騎手とコンビで挑戦するインティ(牡6歳、栗東・野中賢二厩舎)を選んだ。
昨年のフェブラリーSを勝利。その後の飛躍が期待され、出走するたびに1番人気に支持され続けるも、人気を裏切る結果に終わっていた。
だが前走のチャレンジCではも、勝ち馬と0.2秒差の3着と久々に馬券圏内をキープ。ここからの巻き返しが期待されているが……。
「『どうしても前の馬や近くの馬に反応してしまうところがある』とスタッフも明かしているので、ハナを奪えるかが鍵。ただスマハマ陣営は逃げを宣言していますし、揉まれるのを嫌うエアアルマスも前に出てきそうな気配。その中でインティはちゃんと前に出られるか。58キロを背負ってるので、行き脚に不安が残ります。
目標は次のフェブラリーSですが、仕上がりは悪くなく、鞍上の武豊騎手とも相性がいいだけに期待したいところなのですが……」(栗東関係者)