凱旋門賞の枠順決定!試練の「14番」となったマカヒキの「光明」は昨年の勝ち馬!? 「凱旋門賞未勝利」のC.ルメールは世界No.1騎手L.デットーリを超えられるか


 昨年の凱旋門賞で14番ゲートからスタートしたゴールデンホーンはポジション争いに参加せず、そのまま1頭だけコースの外側を直進。1コーナー手前で一気に内側に切り込むと、誰にも邪魔されることなく、あっさりと2番手という絶好のポジションを確保した。

 鞍上のL.デットーリ騎手の思い切った騎乗が生んだファインプレーであり、さすが凱旋門賞で世界最多タイの4勝を挙げている名手と絶賛する他ない。

「幸い今年は昨年のロンシャンでなく、シャンティイでの開催となるため、最初のコーナーまでの距離はロンシャンよりも長く、カーブも緩やかです。ただし、道中である程度のインを確保しなければ、3コーナーと4コーナーはフォルスストレートのあるロンシャンよりも遥かに急なカーブが待っています。ここで外を回らされるのは相当な不利、今の馬場状態を考えれば『絶望的』といえるかもしれません」(競馬記者)

 従って、今年の凱旋門賞にとって「イン確保」はグリーンベルトがある馬場状態に加え、従来のロンシャンを大きく上回る急カーブを考慮すれば、例年以上に重要度が増している。

 それだけに、マカヒキも昨年のゴールデンホーンのような”奇策”を用いてでも、少しでも良いポジションを確保したいところだ。だが、ルメール騎手を始めとした陣営の作戦は如何に――。

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