世界のゴドルフィンが、ついにJRA席巻!? 絶対王者ノーザンファーム抑え、堂々の首位独走「覚醒」の2020年

 2020年の成績を見てみると
・重賞   0勝(出走 7頭・勝率 0%・連対率 0%・複勝率14.3%)
・特別戦  2勝(出走17頭・勝率11.8%・連対率11.8%・複勝率17.6%)
・平場戦 14勝(出走58頭・勝率24.1%・連対率36.2%・複勝率48.1%)

 となっており馬券的な狙いは平場戦一択。

 そして好走条件の傾向としては、例年と異なり中距離志向となっている。昨年は芝1200m戦で好成績だったが、今年は1600~2200mで【14.6.5.31】、勝率25.4%・連対率36.3%・複勝率45.4%という成績だ。1400m以下は【2.1.1.22】で勝率7.7%・連対率11.5%・複勝率15.4%だから成績としては3分の1でしかない。

 さらに1600~2200m戦の1番人気か2番人気であれば【9.4.2.4】となり、勝率47.4%・連対率68.4%・複勝率78.9%と数字は跳ね上がる。そして牝馬を除き、牡馬とセン馬に絞ると成績は【7.1.1.2】となり、勝率63.6%・連対率72.7%・複勝率81.8%とかなり安定した成績となる。

 以上から、馬券的な狙いは平場戦で距離は芝ダートともに1600~2200m、そして1~2番人気で牡馬かセン馬であれば迷わず買いである。

 平場戦での買いどころは以上の通りだが、重賞に関しては短距離戦に強い。

2017年以降重賞を12勝しているが、1200m8勝、1400m2勝、1600m2勝とすべてマイル以下だ。平場戦であれば1600~2200m、重賞であれば1200mに注目したい。ちなみにこれらの勝ち馬は5歳まで。6歳以上で重賞勝利はないので、そういう前提の血統的配合や育成方針なのかもしれない。

 3月のクラシックシーズンが始まれば本格的にノーザンファーム系の馬主が伸びるだろうが、まだまだゴドルフィンの勢いは止まらないだろう。この春は、クラシックを席捲するノーザンファームを脅かす活躍を期待したい。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 17:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS