凱旋門賞で見えた「世界の頂」の力 表彰台独占の厩舎と世界最強騎手の「技」
勝利はならなかったものの、3着となったオーダーオブセントジョージに騎乗したL.デットーリ騎手は、思い切った騎乗で観衆を湧かせた。スタート直後から1頭だけ外々に馬を持ち出し、馬混みを避けてまくる形でキッチリと番手のポジションを確保。この騎乗がなければ3着に入ることも難しかったのではないか。
世界的厩舎が大活躍、歴戦の欧州名騎手がその手腕を見事に発揮した今年の凱旋門賞。マカヒキは敗戦したが、今回も欧州のハイレベルな競馬を見せつけられた格好である。