2歳王者・後のG1マイル戦線にも影響を与える重要な一戦! 個性豊かな素質馬が集結『サウジアラビアロイヤルC(G3)』に大注目!!
新馬勝ちの”衝撃”としてはダンビュライト(牡2 栗東・音無秀孝厩舎)も負けてはいない。ビッグディザイア(母・レッドディザイア)やワンフォーオール(母・ラヴェリータ)など評判馬が揃った新馬戦。前日からの雨で馬場状態は”不良”であったが、レースでは好スタートから2番手集団の内目を追走。2枠2番からの出走という事もあり比較的荒れた内目を走らされたが、4コーナーでも手綱は持ったままと抜群の手応え。残り200m辺りから追い出すと、他馬をあっという間に突き放し5馬身差をつけて圧勝した。
タフな馬場でのレースとなっただけに、気になるのは状態面だが……「帰厩後も順調に追い切りを消化していますし、レースまでにはきっちり仕上がると思います」と調教師が語っているように調整は至って順調な様子。鞍上にはC.ルメール騎手を確保し、磐石の態勢で挑む。
決め手上位のブレスジャーニー(牡2 美浦・本間忍厩舎)も侮れない。
アオり気味のスタートとなった新馬戦は、上がり32秒9と強烈な末脚を繰り出し3着入線。2戦目もスタートに課題を残したものの、直線で追い出されると一瞬で前の馬を抜き去り3馬身差をつけての快勝。未勝利戦を勝った後は新潟2歳S参戦のプランもあったが、体調が整わずに回避した。
ただ、助手は「一週前に乗ったヨシトミ(柴田 善臣騎手)も良い感触だったと言っていた」と状態の良さをアピール。ココでの好走に自信を覗かせる。