皐月賞馬ディーマジェスティを追い詰めたゼーヴィントの「代打」が菊花賞出走へ!遅れてきた「大物ステイヤー」が昨年の「菊花賞ジョッキー」とコンビ結成か!
昨年の菊花賞馬キタサンブラックは今でこそ武豊騎手のイメージが強いが、菊花賞で5番人気からG1初制覇に導いたのは、この北村宏騎手である。他にも名ステイヤーのフェイムゲームの主戦を務めるなど、長距離にめっぽう強い騎手。昔から「長距離は騎手の腕」という格言がある様に、G1初挑戦となるシュペルミエールの大きな力となってくれるはずだ。
2010年に兵庫特別を勝ったビートブラックも菊花賞へ滑り込んで、13番人気ながら3着に激走。2年後には天皇賞・春をやはり14番人気の人気薄で制している。
さらには2013年の勝ち馬バンデも続く菊花賞で3着。今年のシュペルミエールの菊花賞出走は、そのバンデ以来となる。
ぎりぎりまで間に合わなかったとしても、文字通りの「最終便」となる兵庫特別から菊花賞に滑り込んだ馬は侮れない。ここまで表舞台に現れなかった”未知数”の存在だけに、菊花賞では美味しい穴馬になりそうだ。