JRA武藤雅「爆穴連発」で際立つ存在感! 侮れない「エージェント効果」活躍の裏にあの大物の存在……
以前、藤岡佑介騎手がエージェントを変更した週に勝ち星を量産したこともあった。また、近年で最も目立ったのは武豊騎手だろう。長年懇意にしていた平林雅芳氏から豊沢信夫氏に代わった19年には、15年以来4年ぶりに100勝を超える活躍を見せている。
騎手という職業は、メンタルの占める割合が大きいといわれている。波に乗っているときは連勝もし、流れが悪いときには連敗することもある。それだけに今回のエージェント変更が武藤騎手にとって心機一転となったのではないだろうか。
人気薄で激走することは、関係者にも絶大な宣伝効果がある。数少ないチャンスに何とかアピールしようと奮闘する姿勢は必ず伝わるだろう。これは引退した四位洋文騎手が若手に残したメッセージでもある「とにかく頑張ること」に通じるかもしれない。
若手が育たないといわれている関東で抜け出す存在になれるか? 武藤騎手のさらなる活躍に期待したい。