岩田康誠騎手「完全復活」は目前!? 京都大賞典アドマイヤデウスで見せた久々の「積極騎乗」
しかし、ようやく吹っ切れたのか、この日はアドマイヤデウスでの騎乗だけでなく、京都9Rを1番人気ショコラブランで勝利し、ついに連敗脱出。その勢いに乗っての京都大賞典だったというわけだ。
今年は、昨年中頃まで面白いように勝利していた重賞も獲得することができず、多くのファンから心配されていた岩田騎手だが、成績を見ても3着内率は3割近くを保っており、まったく仕事をしていないわけではなく、技術の片鱗は店続けている。
実力自体よりも、積極的なレース運びこそ、岩田騎手のこれまでの代名詞。まずはその騎乗スタイルが戻れば、今後も順調に勝利を重ねられるのではないか……そう感じさせる京都大賞典だった。