JRA松山弘平「骨盤骨折」で長期離脱か……桜花賞馬デアリングタクト絶望的、岩田康誠も右前腕骨骨折の疑い
26日、京都1Rにて最後の直線で岩田康誠騎手のダイヴィンダートが転倒。マーブルレディー、アカツキリンダ、アビーシュート、シャムエルの騎手が落馬、競走を中止するアクシデントがあった。
幸い高倉稜、松若風馬、小崎綾也の3騎手に大きなケガはなかったものの、岩田康誠騎手と松山弘平騎手が後の騎乗をすべてキャンセル。容態が心配されていた。
「正式な発表はまだですが、どうやら岩田康騎手が右前腕骨骨折、松山騎手が骨盤骨折の可能性があるとのこと。両騎手ともに数多くの有力馬を抱えるトップジョッキーですが、長期離脱を余儀なくされることになるかもしれません」(競馬記者)
両騎手は来週5月3日に行われる天皇賞・春(G1)において、岩田康騎手はユーキャンスマイル、松山騎手はメイショウテンゲンに騎乗予定だったが、現状では乗り替わりの可能性は高いと述べざるを得ない。
特に松山騎手といえば、無敗の桜花賞馬デアリングタクトの主戦としても知られている。次走に日本ダービー(G1)の可能性が取り沙汰されているほどの実力馬で、牝馬三冠の声も大きかっただけに、あまりにも痛いアクシデントだろう。
他にも、松山騎手とのコンビで重賞3連勝中、ヴィクトリアマイル(G1)挑戦が予定されているサウンドキアラなども鞍上変更を強いられるかもしれない。春のG1シーズン真っただ中の長期離脱だけに松山騎手、岩田康騎手にとっては本当に残念なこととなりそうだ。