菊花賞本命に黄色信号!?ディーマジェスティを襲う奇跡的な「流れ」で大敗も……皐月賞馬は「負の連鎖」を断ち切れるのか
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セントウルS(G2)から中2週で、今度は未勝利(福島)以来の関東圏への輸送ということになりますが、その辺りはいかがでしょうか――?
藤岡調教師:最初の頃は輸送に問題があった馬ですが、小倉とかにも行っていますので。今はスタップも把握できていますし、輸送に関しては全然心配していません。
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上記は、この秋最初のG1となったスプリンターズSで1番人気だったビッグアーサー陣営(藤岡健一調教師)の共同記者会見の一部である。
見ての通り、サラッとした質問にサラッとした受け応え。まさに現代競馬における輸送リスクの位置を明確に表す、絵に描いたような”形式的”な質疑応答である。つまり「特別大きな問題ではない」ということだ。
しかし、結果的にビッグアーサーが1番人気ながら12着に大敗したことは、誰もが知るところ。
無論、福永祐一騎手の騎乗ミスが大きな敗因といわれているが、レース前の「イレ込み」や「発汗」を指摘する声も大きく、決して2年半ぶりの関東圏への輸送が無関係だったとは思えない結果となった。
さらに、下記をご覧いただきたい。