JRAヴィクトリアマイル(G1)アーモンドアイ完全復活「最大の立役者」は三浦皇成!? C.ルメール「凄くいい仕事をしてくれた」貫いたプロフェッショナルに感激
17日、東京競馬場で開催されたヴィクトリアマイル(G1)は、単勝1.4倍に推された1番人気アーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が優勝。終始余裕のレース運びで、ディープインパクトらに並ぶ芝G1・7勝目を上げた。
昨年末の有馬記念(G1)で9着に敗れ、初の惨敗を味わったアーモンドアイ。今年も始動戦となる予定だったドバイターフ(G1)が新型コロナウイルスの影響により中止となるなど順調さを欠いた中、今回のヴィクトリアマイル(G1)は、まさに女王復権を懸けた一戦だった。
万が一ここで敗れれば「引退」の可能性さえ浮上したであろう、約1年半ぶりの牝馬限定戦出走。しかし、そんな不安を余所にレースは、C.ルメール騎手がムチを1発も入れる必要がなかった大楽勝だ。好スタートから中団外につけ、馬なりのまま先頭に立つ完璧な競馬に、主戦騎手から「まあ、勝ちますよ」と余裕のコメントが飛び出すほど圧巻の内容だった。
また、勝利騎手インタビューに応えたルメール騎手が、何度も感謝を述べていたのが三浦皇成騎手の姿勢だった。