JRAダノンプレミアムはD.レーンと「新コンビ」決定。「負けられない」川田将雅! 京王杯SCの屈辱を安田記念(G1)でリベンジか!?

 19日、安田記念(G1)に出走を予定しているダノンプレミアム(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)は、D.レーン騎手とコンビで参戦することが明らかになった。

 前走は4月に行われたオーストラリアのクイーンエリザベスS(G1)に出走したダノンプレミアム。レースは、大外を回って直線で一度は2番手まで躍り出るも、伸びきれず3着に敗れてしまった。

 陣営は「想像以上にタフな馬場が影響したのか走りづらそうな感じがしました」と、当日の不良馬場を敗因に挙げた。またJ.マクドナルド騎手も「昨年、一昨年のこのレースの馬場状態であれば、結果は全然違っていたと思います」と話しており、決して力負けではなかったようだ。

 昨年、金鯱賞(G2)とマイラーズC(G2)で重賞2勝を挙げたものの、天皇賞・秋(G1)で2着、マイルCS(G1)で2着とG1の舞台では惜敗続き。今年は心機一転、海外G1制覇でかつての輝きを取り戻そうとするも、ダノンプレミアムはまたしても勝ちきることができなかった。

 今回、新たに鞍上に迎えるD.レーン騎手は、先週の京王杯SC(G2)でダノンスマッシュを優勝に導いたばかり。距離延長、左回り不安を吹き飛ばす好騎乗をみせたオーストラリアの若武者とのコンビ結成は、ダノンプレミアムにとって久々のG1制覇の後押しとなるだろう。

 さらにレーン騎手は昨年のヴィクトリアマイル(G1)をノームコアで制しており、東京マイルコースでのG1優勝経験もある。今年は来日して約1か月の騎乗ですでに21勝を挙げており、昨年に続いてレーン旋風真っ只中だ。

 これはダノンプレミアムにとっては朗報だが、これまで国内戦ですべて手綱を取ってきた川田将雅騎手にとっては耳が痛いニュースだろう。

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