JRA 「コントレイル撃破」の野望は美浦陣営に託された!? 日本ダービー(G1)強力現地ネタからで“僥倖をもたらす”出走馬を発見!?

 31日(日)に開催される日本ダービー(G1)。皐月賞馬コントレイルが“無敗の2冠”を達成できるかに注目が集まっている。だが、ライバルたちもただそれを黙って見ているわけにはいかない。編集部に“ストップ・コントレイル”を掲げる美浦の関係者達から“僥倖をもたらす”ことも期待できる裏話が届けられた。今回はその一部をお届けしよう。

 コントレイルの2冠阻止の最右翼にいるのが、D.レーン騎手のサリオス(美浦・堀宣行厩舎)だ。

 昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)覇者。前走の皐月賞では最後の直線で馬群を縫うように進出したものの、外から強襲してきたコントレイルに交わされて2着。だが、3着以降には3馬身半差つけるなど実力の高さを証明した。

「1週前追い切りは美浦のWコースで3勝クラスのルーカスと併せ馬。2馬身先行していたものの、最後は半馬身ほど遅れ5F66秒3、ラスト12秒を記録。陣営は『相手も動く馬。それに馬場が重かった分、先負荷がかかった』と明かしていましたが、皐月賞の1週前追い切りでは併せ馬をあっさり突き放していましたし、ちょっと物足りなさが残りますよね。

 最終も美浦・Wコースで4ハロン53秒6、ラスト12秒3と軽め。スタッフは『仕上がっているから微調整程度で十分』だと話していましたけど、果たして……」(美浦関係者A)

 黄色信号が点灯中!?

 皐月賞を回避したワーケア(美浦・手塚貴久厩舎)はここに照準を合わせてきた。

 弥生賞ディープインパクト記念(G2)では1番人気に支持されるも、長くいい脚を使った武豊騎手のサトノフラッグの前に屈して2着。優先出走権を獲得したにもかかわらず、陣営はコース相性などを理由に皐月賞をパスし、ダービーを目標に絞った。

「最終追い切りは美浦・Wコースで3頭併せ。『気持ちを高めるため』との理由から真ん中で走り、5F66秒6、ラスト12秒2を記録しています。最近は同じようなタイムが続いていますが、『週を追う毎に手応えは良くなっています。間隔が開いたところはしっかりと稽古を重ねてカバーしてきました』と自信をのぞかせていました」(美浦関係者B)

 皐月賞に出ていないため反動や疲労を気にする必要もない。ワーケアが乾坤一擲の走りを見せるか。

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