JRA金子真人オーナーの「秘蔵っ子」がデビュー! ワグネリアン以来の久々G1勝利へ、オーナーの結晶ともいえる血統が覚醒するか!?
ディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネ……。競馬ファンなら誰もが知っている名馬だ。
現役時代は無敗の3冠馬に輝きG1・7勝を挙げたディープインパクト。さらに種牡馬としても、今年の牡馬クラシック2冠を達成したコントレイルをはじめとした多くの有力馬を輩出した。また、キングカメハメハ、クロフネも現役時代に衝撃的な強さでファンを魅了し、種牡馬としても成功を収めている。まさに日本競馬を語るうえで欠かせない存在だ。
ご存じの方も多いだろうが、この3頭に共通するのがすべて金子真人オーナーの所有馬だったということだ。
だが、そんなレジェンドオーナーの所有馬は近年あまりG1の舞台では目立った活躍をできていない。今年はユーキャンスマイルで阪神大賞典(G2)、ミヤマザクラでクイーンC(G3)と重賞2勝を挙げているが、ことG1ではのべ11頭が出走するも1度も馬券に絡むことすらできていないのだ。
最後にG1を勝利したのは2018年にワグネリアンで制した日本ダービー(G1)まで遡らなければならない。さらにその前になると16年のマカヒキの同レースである。かつての栄光を知るファンからすれば、物足りない内容ではないだろうか。
そんな金子オーナーの状況を一変させるかもしれない2歳馬が、今週末に阪神芝1400mの新馬戦でデビューする。その名はジャカランダレーン(牝2歳、栗東・中内田充正厩舎)だ。