JRA D.レーン騎乗停止“強制”帰国で「来年」にも影響か!? ジャパンダートダービー(G1)大本命カフェファラオは……
「勝負所で馬群がゴチャついたこともありますが、ちょっと不運でしたね……。本来落馬絡みは4日間の騎乗停止となりますが、今回は18日、19日と騎乗停止2日間の処分となりました。レーン騎手の短期免許が21日までということもあって、来週騎乗した後にオーストラリアへ帰国する可能性が高さそうです。
また、まだ正式な発表はありませんが、おそらく今回の騎乗停止によって、レーン騎手は来年2カ月間しか短期免許を取得できない可能性がありますね。まだ先のことですが、影響は小さくないと思いますよ」(競馬記者)
JRAでは今年のレーン騎手がそうだったように、短期免許で来日する外国人騎手は本来、2年目以降は3カ月間の騎乗が認められている。しかし、騎乗停止になったり、戒告などで制裁点が15点を超えた場合には、次回の短期免許が2カ月間に短縮されるようだ。なお、騎乗停止が2回以上になると、翌年の短期免許が交付されないなど、より深刻な状況になる。
「昨年こそ特例で騎乗したリスグラシューで有馬記念(G1)を勝つなど、JRA重賞7勝(G1・3勝)と大活躍したレーン騎手ですが、今年はここまで重賞2勝と、昨年の勝負強さが影を潜めています。今回の騎乗停止による影響も含め、今後の日本での騎乗に不安が残る形になりました」(別の記者)
ちなみにJRAの騎乗の他にも、8日に大井競馬場で開催されるジャパンダートダービー(G1)では、大本命のカフェファラオの騎乗が決まっているレーン騎手。今週の騎乗停止処分で、来週がラストウィークになりそうだが、なんとか少しでも良い印象を残して日本の2年目を終えたいところだ。