JRAディープインパクト産駒が他を圧倒!? 2020セレクトセール「最高落札馬」を大予想!
確かに、今年もディープインパクト産駒の活躍は目覚ましい。無敗の二冠馬コントレイルを筆頭に、高松宮記念2着と安田記念を制したグランアレグリア、天皇賞(春)を勝利したフィエールマンらが、なんと1200m・1600m・2000m・2400m・3200mまでのG1レースで結果を出しているのだ。これほどの活躍を見せられれば、セレクトセールで買いが殺到するのは当然といえよう。
過去5年のセレクトセールでの結果、今年のG1レースでの活躍、そして今年で最後かもしれないという状況からも、セレクトセールで最高落札額となるのはディープインパクト産駒でほぼ間違いあるまい。
今年のセレクトセールに上場されるディープインパクト産駒は1歳馬13頭。その中で6つの項目(ノーザンファームが生産、牡馬、父ディープインパクト、母は外国からの輸入牝馬、誕生日は1月か2月、鹿毛か黒鹿毛)に該当するのはただ一頭。それがこの馬である。
■上場番号56
フォエヴァーダーリングの2019
父ディープインパクト
母フォエヴァーダーリング
生産者:ノーザンファーム
鹿毛 2月18日生まれ
母はアメリカで重賞勝ちの実績があり、産駒モンファボリ(父フランケル)は今年6月の新馬戦をレコード勝ち。曾祖母ローミンレイチェルは、ゼンノロブロイの母と牝系も申し分なし。父がディープインパクトとなり注目度は断然だ。馬体的なマイナス要素がなければ、数億円の評価となるだろう。
過去の傾向からは、この馬が最高落札馬となる可能性が非常に高い。しかし他にも注目のディープインパクト産駒がいるので、合わせて紹介したい。