ゴールドアクターに続く躍動馬は生まれるのか? 今後の中長距離戦線へ影響を与えるアルゼンチン共和国杯(G2)に注目!
東京では8戦し、3勝を含み5回馬券圏内を確保しているアルバート(牡5歳、美浦・ 堀宣厩舎)も有力な一頭。
4歳夏まではマイルから1800m以下を中心に使われていたが、距離延長を機に破竹の4連勝。長距離路線ではトップクラスの存在といえるだろう。昨年の冬にはステイヤーズS(G2)を制しているが、キャリア6勝はすべて8月から12月に挙げている。今回は得意の時期に目標を定め入念に調整してきたようだ。
昨年の有馬記念(G1)から3連続で馬券圏内を逃しているが、ココでの変わり身は十分に期待できる。
モンドインテロ(牡4歳、美浦・手塚貴厩舎)にもチャンスはある。
3歳3月という遅いデビューであった為、キャリアはまだ11戦。今後の活躍が期待されている一頭だ。
前走の札幌日経OPでは人気に応え快勝。 鞍上を務めたC.ルメール騎手が「重賞を勝てると思う」と絶賛したように、一気に既存勢力を飲み込むポテンシャルを秘めている。これまで掲示板を外したのは初の3400mで稍重というタイトな条件となったダイヤモンドS(G3)での6着のみ。その勝ち馬トゥインクルには前走で勝利。5月の目黒記念(G2)でも掲示板を確保している事からも、重賞レベルの力は既に備わっていると捉えてもいいだろう。ココで才能を爆発させ、一気に飛躍する可能性も十分。