昨年は「18万390円」の高配当決着! UAEダービー馬ラニ、フェブラリーS覇者モーニンだけではない!ダートでの実績十分な実力馬が集結したみやこS(G3)を見逃すな!!
1着馬にチャンピオンズC(G1)の優先出走権が与えられるみやこS(G3)。
昨年は7番人気ロワジャルダンが勝ち馬となり、3連単「18万390円」の高配当決着となった。今年もダートでの実績十分な実力馬が出走予定となっており、波乱決着の可能性は十分にあるだろう。
まず注目したいのはラニ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)。
今春ドバイで日本馬初のUAEダービー(G2)馬となり、米国ダート3冠へ挑んだ事で大きく取り上げられた本馬。期待された日本での復帰戦ブラジルCは3着に敗れたが、帰国初戦で調整の難しい面があった事は明白だ。万全とはいえない状態だったにも関わらず、直線では鋭い伸び脚を披露。ハンデ戦で55キロを課された事も考慮すれば、十分に評価できる内容。地力が高い事を改めて証明した。
前走後も入念に乗り込まれており状態は良化している様子。「叩き良化型」と陣営が語るように、一叩きした上積みが大きく見込めるココは好走が期待できる。目標とするチャンピオンズC(G1)へ、いい流れで向かう為にもココは良績を残したいところ。
今年のフェブラリーS(G1)の覇者モーニン(牡4歳、栗東・石坂正厩舎)も有力な一頭。鞍上M.デムーロ騎手が「ずっと乗りたいと思っていた」と惚れ込む素質馬。フェブラリーS(G1)では、ノンコノユメ・ベストウォーリア・コパノリッキーといった強豪を一蹴。コースレコードで圧勝した。
秋初戦の交流重賞・日本テレビ盃(G2)は2着と惜敗したが、距離延長のメドが立った点は大きなプラス。ココでも力上位である事は間違いない。11月12日の武蔵野S(G3)との両睨みではあるが、出走すれば当然の主役候補だ。
グレンツェント(牡3歳、美浦・ 加藤征弘厩舎)にもチャンスはある。