JRA相乗効果で激走!? セレクトセール高額落札馬「兄姉」が今週大挙出走へ!
■7/19
函館6R 3歳未勝利「キンブレル」
弟エリドゥバビロンの2020は8000万円で(株)サトミホースカンパニーが落札。自身も2018年のセレクトセールで6800万円の評価だが、ここまで9戦して3着が最高。残り少ない3歳未勝利で勝ち切ることができるか。
阪神7R 3歳以上1勝クラス「ローズベリル」
妹モルガナイトの2020は7200万円で(株)レッドマジックが落札。自身はサンデーレーシングの募集馬で3600万円。雄大なキングカメハメハ産駒でクラス突破は目前。ここも中心の一頭になりそう。
函館10R 駒場特別「ホウオウライジン」
妹ガールオンファイアの2020は6800万円で(有)ビッグレッドファームが落札。自身も2017年のセレクトセールで1億8000万円で落札されているが、落札額と比べて成績は低迷。このクラスで勝ち負けが精一杯か。
福島11R 福島テレビオープン「ダノングレース」
妹チェリーコレクトの2019は、牝馬ながら1億4500万円で麻布商事が落札。ダノングレースはデビューから10戦でオープン入りするなど素質は高く、牝馬限定戦なら大仕事をやってのけるかも。今後も注目したい一頭だ。
阪神9R 神鍋特別「ガルヴィハーラ」
弟ポロンナルワの2019は1億2500万円でエフレーシングが落札。自身はキャロットファームで4000万円で募集された馬で、デビューから2連勝し全日本2歳優駿で1番人気3着だった。今回は2018年12月19日以来の競馬となるので、休み明けの仕上がりなどが鍵になりそうだ。
阪神11R 中京記念(G3)「レッドレグナント」
弟エンプレスティアラの2019は7800万円で河合純二氏が落札。自身は東京ホースレーシングで2000万円で募集された馬で、前走は11番人気で勝利してオープン入りしている。今回は3歳時の桜花賞以来となる重賞挑戦。鞍上とハンデは魅力だが、牡馬相手の重賞では壁がありそう。
上記のように、函館2歳ステークスのモンファボリや、1億8000万円で落札されたホウオウライジンなど、なかなか興味深いメンバーが出走する。おそらく落札した関係者も、兄や姉の成績は気になるだろう。今回のセレクトセールが安い買い物だったと思わせる走りを見せてほしい。