JRA C.ルメール×レイエンダは余裕の「消し」! 函館記念(G3)は「マル秘穴馬」が勝負のカギを握る!? 平均「20万馬券」“ヒモ荒れ必至”の3連単勝負!
19日、函館競馬場で函館記念(G3)が開催される。荒れるイメージのあるレースだが、過去10年の勝ち馬はすべて5番人気以内と意外にも上位人気馬が勝利している。しかし、人気薄が2着、3着に絡むことが多いのがポイントだ。過去10年の平均配当は3連単が26万円オーバー、3連複でも4万8000円と高額配当の傾向がある。頭となる馬をしっかり見定めて、ヒモ荒れ狙いというのが最も効率的な馬券として考えられる。
また、2005年からエリモハリアーが3連覇したレースでもあるため、洋芝適性の見極めは予想の上で重要な要素となるだろう。今回、「強力現場ネタ」から函館記念(G3)をハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はカウディーリョ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。
母ディアデラノビアの良血馬。前走のメトロポリタンS(L)は行きたがる面を見せての4着だったため、今回の距離短縮は歓迎材料となるだろう。また、札幌コースで2戦2勝と洋芝適性が感じられることも心強い。
「ここ最近はハナを切るレーススタイルでしたが、前走は中団で脚をためる形でいいレースをしました。函館の滞在も合っているようで、好状態でレースに臨めそうですね。陣営も『落ち着いて走れれば、ここでも十分に勝ち負けになる』と自信ありげですよ」(競馬記者)
鞍上の藤岡佑介騎手とのコンビでは2戦2勝と抜群の相性を誇る。さらに2000mの距離も2戦2勝と、初の重賞制覇に舞台は整ったと言えるだろう。
次に、「〇」はバイオスパーク(牡5歳、栗東・浜田多実厩舎)だ。
前走の都大路S(L)はクビ差届かずの2着。今年2月にオープン入りしてから、リステッド競走で4着、2着とオープンクラスで通用することは証明されている。今回、初の重賞挑戦となるが、期待しても問題ないはずだ。
「精神的に落ち着きが出てきましたし、体に実が入っていい感じで充実期を迎えています。栗東でしっかり乗り込んで態勢は整っていますし、何より涼しい気候と洋芝は大歓迎です。初めての重賞挑戦になりますが、相手なりに走れると思いますよ」(厩舎関係者)
これまでのオルフェーヴル産駒の函館と札幌の2000m戦の成績は【3,6,4,19】で複勝率40.6%を誇っている。“相手なりに走る”ということで、3着以内は堅いと見て対抗に指名する。