JRA天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ「8冠忖度」にガッカリ……!? 「ノーザン系」サリオス、サートゥルナーリア相次ぐ回避で問われる大記録の価値

 11日、昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアが予定していた天皇賞・秋(G1、芝2000m)を見送る可能性が高くなったことがわかった。所属するキャロットクラブの公式ホームページで発表されている。

 その一方、毎日王冠(G2)からの始動で、動向が注目されていた3歳No.2サリオスがC.ルメール騎手との新コンビを結成。鞍上の兼ね合いから、こちらも天皇賞・秋を回避して、マイル路線を歩むことが濃厚なようだ。

 世界規模で見ても2000m戦の価値は年々向上しており「最強馬」を決める上で非常に重要なカテゴリーになっている。近年、JRAでG1昇格を果たしたホープフルSと大阪杯はいずれも2000mだ。

 そういった中、古くから2000mの最強馬決定戦となっている天皇賞・秋は、年々その価値を高めている。出走メンバーの華やかさなら、最高賞金を誇るジャパンC(G1)や、有馬記念(G1)を上回る年もあり、現役最強を決める一戦になることもしばしば。競馬ファンの間でも非常に人気の高いレースだ。

 しかし、今年の天皇賞・秋は「特殊な事情」に包まれたレースになりつつあるようだ。

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