JRA天皇賞・秋(G1)アーモンドアイ超え「激アツ◎」発見!「強力情報」から自信の「穴馬」も……高配当を狙えるビッグチャンス到来
11月1日、東京競馬場では天皇賞・秋(G1)が開催される。今年の注目は芝G1・8勝のかかるアーモンドアイだろう。デアリングタクト、コントレイルと2頭の3冠馬が誕生した今年、もうひとつの偉業達成はあるだろうか。
過去10年の3連単平均配当は5万2873円と、意外に荒れるレースである。個人的にはウオッカとダイワスカーレットの激闘が繰り広げられた2008年が、3連単3250円という低配当だったイメージが強く、堅いレースというイメージがあったがそうでもないようだ。
今年はアーモンドアイが配当のカギを握ることになるが、レース傾向からすれば高額配当が飛び出してもおかしくないはずだ。今回、「強力現場情報」をもとに天皇賞・秋をハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)だ。
大阪杯(G1)で7着、宝塚記念(G1)で16着と、精彩を欠くレースが続いているが、復活に期待したい。東京コースは目黒記念(G2)で8着、日本ダービー(G1)で5着と敗れているが、決して苦手なわけではない。前者は59キロのハンデ、後者は直線でスムーズに抜け出せなかったことが敗因と考えられる。
「有馬記念(G1)は稍重で勝ちましたが、前走はそれ以上の道悪で力を出し切れませんでした。ダービーはスムーズならといった内容でしたし、東京に替わるのは問題ありません。この馬の力を発揮できれば、強敵相手でもそれほど見劣りしないと思いますよ」(厩舎関係者)
1枠1番は3戦3勝の絶好枠。さらにコンビを組むのは安田記念(G1)でグランアレグリアに騎乗し、アーモンドアイを破った池添謙一騎手。その手腕にも期待したい。
次に「〇」はアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
G1・7勝の女王は外せない。東京コースは最も得意としており、昨年も圧勝していることから堅実な走りに期待できる。
「安田記念はグランアレグリアに敗れましたが、陣営からは『いつもの走りが見られなかった』という声が聞こえてきます。稍重の馬場に原因があるのではないかと言われていますが、今週は天気も問題なさそうです。調整も順調で万全の状態で臨めそうなだけに、史上初の偉業も十分にありえるのではないでしょうか」(競馬記者)
唯一、不安となるのが「G1・7勝」の壁だ。これまでにシンボリルドルフ、ディープインパクトら幾多の名馬が超えられなかった壁は高いだろう。