ゴールドアクター、見せつけろ「怪物」の血! 最強モーリスに続き、スクリーンヒーローの血族がジャパンCで猛威を振るう
スクリーンヒーローの父であるグラスワンダーは現役時代「怪物」と称された名馬だったが、種牡馬としては自身と互角の成績を残す産駒を送り出すことはできなかった。怪物の血もいずれ途絶えると誰もが思った瞬間、まさに彗星のように現れたのがスクリーンヒーローの産駒だったのである。隔世遺伝によって、怪物の血がついに目覚めたということか。
ゴールドアクターに騎乗する吉田隼人騎手は「どんな形になってもコンタクトは取れる」「相手に合わせるつもりはない。この馬の競馬をする」と闘志を燃やす。最高の相棒とともに、国内最高峰のレースを勝利する準備は整った。
現在の日本競馬にとって今や一つの「勢力」になりつつあるスクリーンヒーローの血族。モーリスに続き「名役者」が新たなドラマを刻むか、注目だ。