JRAサートゥルナーリア「池添謙一」新コンビだけじゃない、アーモンドアイのジャパンC(G1)出走可能性が「非常に高くなった」理由
「天皇賞・秋(G1)でG1・8勝目を飾ったアーモンドアイの今後は、ジャパンCもしくは香港国際競走の両睨みといった現状ですが、ルメール騎手が主戦を務めるサートゥルナーリアが乗り替わりになったことで、アーモンドアイがジャパンCに出走する可能性が非常に高くなりました。
今年のジャパンCには、すでに三冠を無敗で制したコントレイルとデアリングタクトが出走を表明しているだけに、アーモンドアイが出走すれば空前の盛り上がりとなることは間違いないでしょう」(競馬記者)
また、当初はアーモンドアイが香港に遠征した場合、ルメール騎手が入国から2週間の隔離期間を強いられるため、ジャパンCには騎乗できない可能性が取り沙汰されていた。
しかし、どうやら「特例」が下りる可能性が高まっているようだ。
「今年の香港C(G1)には、前年の覇者ウインブライトがすでに招待を受諾していますが、関係者には2週間の隔離が免除される特例処置が執られるそうです。
そうなれば当然、すでに招待を受けているアーモンドアイ陣営にも適応されるでしょうし、ルメール騎手はジャパンCに騎乗できるということになります。その上で今回サートゥルナーリアの乗り替わりが発表されたことは、アーモンドアイが香港ではなく『ジャパンCの参戦を示唆している』と言えなくもないですね」(同)
まだアーモンドアイ陣営から正式な発表はないが、所属するシルクレーシングの牝馬は規定で6歳3月の引退が決まっている。そのためアーモンドアイにとっては、次走がラストランになる可能性が高く「現地で見たい」とジャパンC参戦を望んでいるファンも多い。
前人未到の芝G1・8勝目を飾り、競馬史の中で頂点に立ったアーモンドアイ。G1・9勝目の最多記録更新へ、女王伝説はどこでフィナーレを迎えるのか。いよいよ、注目が高まってきた。