「状態は過去最高」上昇度MAXで躍動するサウンズオブアース!現役屈指の善戦マンのどうしても足りない「あと一歩」を埋める2つの要素とは
ネオリアリズムの強さは先週のマイルCS(G1)で証明されたが、仮に札幌記念で雨が降っていなければモーリスを相手に、あそこまでの完勝劇があっただろうか。多くのネオユニヴァース産駒は、雨でこそ”真価”を発揮するのだ。
如何にも良馬場で切れるイメージのあるサウンズオブアースだが、意外にもオープン馬になってから上がり1位を記録したのは、わずか2回しかない。いつも良い脚を使うのだが、それ以上に良い脚を使った馬に負けるというのが、この馬のパターンでもある。
しかし、そんなどうしても足りないあと一歩が「過去最高の状態」と「キャリア初の雨」で埋まりはしないだろうか。
おそらく、この馬を買う人々は「2、3着でいい」という買い方をするのが大半だろう。これまではそれでOKだったが、今回に限っては痛い目を見るかもしれない。