JRA池添謙一「意識して乗りに来た」エリザベス女王杯(G1)の裏で作戦勝ち! G1より福島記念(G3)を優先した理由とは
実は函館記念でバイオスパークが先着を許したドゥオーモに騎乗した藤岡康太騎手も同じくJRA全10場重賞制覇にリーチが懸かっていたが、こちらは馬場も展開も味方しなかった。
ローカル重賞の勝利は、東京、中山、京都、阪神といった主要4場で騎乗することが多いトップジョッキーにとってレースに騎乗する機会も少ない。池添騎手が、G1であるエリザベス女王杯より、偉業の懸かるこちらを優先したのも分かる話である。
夏の福島では、七夕賞(G3)でブラヴァスに騎乗した福永祐一騎手が、記録達成を狙ったものの、2着に惜敗。池添騎手に先を越される結果となった。
年内はもうローカル重賞の開催は残されていないが、来年は誰が7人目として記録を達成するか予想するのも、ローカル重賞の楽しみ方かもしれない。