JRA AJCC(G2)アリストテレスら4歳馬「軽視」が的中のカギ!? 「◎」ショウリュウイクゾの「強力情報」が今週も炸裂か
24日、中山競馬場でAJCC(G2)が開催される。伝統の中距離重賞は4歳馬中心の様相となっている。
過去10年の3連単平均配当は7万2720円と波乱含み。また勝ち馬を見ると5歳馬が最多の5勝を挙げており、4歳馬はわずか1勝しかしていない。この傾向からも4歳馬を疑ったほうがいいかもしれない。「強力現場情報」をもとにAJCCをハナビ杉崎が攻略する。
先週の日経新春杯(G2)は「◎」に指名した7番人気ショウリュウイクゾが優勝。さらにアドマイヤビルゴを軽視、ヴェロックスを消しと完璧な予想に思われたが、2着に13番人気ミスマンマミーアが入ったことで撃沈した。今週こそはなんとしても高額配当を的中させたい。
まず「◎」はラストドラフト(牡5歳、美浦・戸田博文厩舎)だ。
昨年の3着馬を本命に推す。この時、ブラストワンピースとステイフーリッシュに敗れているが、当時のブラストワンピースは強かった。また、ステイフーリッシュはC.ルメール騎手が内をうまく立ち回る好騎乗があっての2着。4コーナーで不利を受けながらも、3着に入った実力を評価したい。
「2走前のケフェウスS(OP)は8着と案外な結果でしたが、熱中症のような感じになっていたことが原因です。立て直した前走のアルゼンチン共和国杯(G2)は2着としっかり結果を残しています。中間は鞍上の三浦皇成騎手が感触を確かめていますし、中山も得意なので期待できそうです」(競馬記者)
アルゼンチン共和国杯は斤量が2キロ軽い3歳馬のオーソリティに敗れたが、今回は4歳馬との斤量差が1キロに詰まり、サトノフラッグは同じ56キロ。人気の盲点となりそうなだけに、ここで狙っておきたい馬である。
次に「〇」はステイフーリッシュ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
こちらは昨年の2着馬。中山コースは【0,2,2,0】と勝ち星はないものの、すべて馬券圏内に好走している。また、昨年はG2に5回出走して、4回馬券に絡む安定感。ここでも堅実な走りを見せるのではないだろうか。
「前走後に軽度の骨折が判明しましたが、直前の追い切りは坂路で51秒台をマークしているように問題なさそうです。以前より歩様が良くなってきましたし、もともと無駄肉が付くタイプではないので休み明けという感じがしません。安定して走っていますし、その中でも中山は得意舞台。昨年もG1馬を相手に2着だったので期待したいです」(厩舎関係者)
鞍上はテン乗りの石橋脩騎手だが、心配する必要はない。これまで5人の騎手で馬券圏に好走しているため、屋根を選ぶということはないだろう。