JRA【共同通信杯(G3)展望】横山親子に「仁義なき戦い」勃発!? 牡馬クラシック有力候補に名乗りを上げるのは武史×エフフォーリアか?典弘×ステラヴェローチェか?
シャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)も全兄が皐月賞馬アルアインという良血馬だ。
鞍上を務めるのは福永祐一騎手。共同通信杯と同日に阪神競馬場で開催される京都記念(G2)にはワグネリアンが出走するが、福永騎手はシャフリヤールへの騎乗を選択した。これだけでも期待の大きさが分かるだろう。
不安はこれがデビュー2戦目であること。グレード制が導入された1984年以降、1戦1勝で臨んだ馬の共同通信杯制覇は、2015年にリアルスティールがドゥラメンテに土をつけたのが唯一。その時の鞍上でもあった福永騎手は、6年ぶりの金星を挙げられるだろうか。
この他には、1戦1勝のヴィクティファルス(牡3歳、栗東・池添学厩舎)、東京替わり歓迎のプラチナトレジャー(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)も上位をうかがう。
また、きさらぎ賞(G3)を回避したディオスバリエンテ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)が1週スライドしての出走を予定。良血馬だけに怖い存在だ。
実力拮抗のハイレベルな争いが予想される共同通信杯は、14日の15時45分に発走予定だ。