JRA中山記念(G2)松山弘平ヒシイグアス「消し」で横山典弘は歓喜!? バビットにも不安点……「現場激アツ情報」が波乱を射止める!
「☆」は当然ゴーフォザサミット(牡6歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だろう。
最後に勝ったのが2018年春の青葉賞(G2)で、それ以降は馬券にさえ絡んでいない。「休み明けを叩いて体調面はアップしていますし、今のデキでどこまでやれるかですね」(関係者)とさすがに控えめで、常識的には買う要素に乏しい。
だが、何といっても蛯名正義騎手の最後の騎乗。かつて松永幹夫騎手(現調教師)が引退当日の阪急杯(G3)を11番人気のブルーショットガンで勝った伝説はあまりに有名であり、蛯名クラスの名手なら、奇跡が再来しても不思議ではない。当日には中山競馬場で引退式も行われる予定で、花を添えられるか。理屈ではなく、買う。
なお、3連勝中のヒシイグアスは「消し」とする。
前走の中山金杯はレース後に松山弘平騎手が「全然上手く乗れませんでしたが、馬の強い精神力に助けられた」と話していた通り、不利を跳ね返しての勝利だった。
だが、不利があったのは道中で、特に戒告などもない軽いものだった。勝負どころでは松山騎手らしくスムーズで、実力は十分に発揮できていたように見える。それで54キロで2着馬とクビ差なら、別定戦に戻る今回は不安の方が大きい。今回は消しとする。
買い目は以下の通り。
3連単 2頭軸マルチ 18点
軸[1][13] 相手[7,10,11]
馬連 流し 4点
[1]- [7,10,11,13]
今年は例年より低レベルの混戦模様だが、チャンスのある馬とそうでない馬がはっきり分かれているため上位は拮抗している。開幕週の絶好の馬場を利用した先行粘り込みが理想。ここはしっかり当てて春競馬の軍資金にさせてもらう。
(文=ハナビ杉崎)