JRA 横山典弘「非情」乗り替わりはまさかの不戦敗!? 高松宮記念(G1)ダノンスマッシュの師弟コンビと明暗…… 苦楽をともにしたコンビを襲った突然の別離
「古川騎手と乗り替わりといえば17年のテイエムジンソクが思い出されます。竹之下智昭騎手が主戦を務めたパートナーですが、結果を出せなかったこともあって降板となりました。
このときの竹之下騎手も古川騎手と同じく2年の間、コンビを組んでいたパートナーでした。明日は我が身とは言いますが、今回は自身が同じような流れで別離を経験することとなってしまいましたね」(競馬記者)
大一番で手綱を執ることの出来なかった古川騎手としても、高松宮記念でライトオンキューの好走を願ったに違いないが、鼻出血という予期せぬ結果。実質「不戦敗」となってしまったレースを複雑な気持ちで見守っただろう。
この日は、G1の裏開催となったマーチS(G3)にメモリーコウとのコンビで挑み、3番人気で3着と職務を全うした古川騎手。
いずれにしても、師弟の絆が勝利を呼び込んだダノンスマッシュとは明暗が分かれた高松宮記念だったが、ライトオンキューの次走で古川騎手の再登板はあるだろうか。それとも横山典騎手とコンビ続行となるか。
引き続き注目したい鞍上の行方である。