【徹底考察】皐月賞(G1)マカヒキ&リオンディーズ&エアスピネル 「今年の弥生賞のレベルを示す『とてもわかりやすいデータ』とは」
その上で、注目していただきたいのは「前半後半3ハロンのタイム差」である。
これは数値が「+」であればラストに時計が掛かった、言い換えれば「厳しい流れ」だったということで、逆に「-」である場合は上がりの勝負、つまりはトライアル特有の「緩い流れ」だったということだ。
その上で数値が大きな「+」の場合は、そのレースがより「厳しい流れ」であったことを示す。つまりは、そこで好走した馬は本番の皐月賞に近い流れで好走しているとうことだ。当然ながら本番につながりやすく、もっと言えば本当の強さを持った馬が上位にくる傾向が強い。
ちなみに上記の中で最も大きな「+」だった2014年は勝ったトゥザワールドが皐月賞2着、2着だったワンアンドオンリーが日本ダービー(G1)を制し、3着以下は2馬身以上離れている。
無論、これらはあくまでデータであり、必ずしもその通りになるわけではない。
しかし、それを踏まえても2014年と同じ「+0.8」を記録した今年の弥生賞が、皐月賞、そして日本ダービーにつながっていく可能性はかなり高いといえるだろう。
※なお、血統診断に関しては前回の弥生賞の【徹底考察】を参考にしていただきたい。
・マカヒキ
・リオンディーズ
・エアスピネル