JRA かつての天才騎手が連日「暴走」 の大失態!? 武豊超え記録更新も「頼りにならない」理由とは?


 また、三浦騎手は前日の同じ舞台で行われた上越S(3勝クラス)でも、マラードザレコードに騎乗し、前半3ハロン33秒3のペースで逃げて6着に敗れている。

 翌日にも同じような失速をしてしまったため、一部のファンから、ネットや掲示板上で「学習していない」と辛辣な声も出ていた。

 そして、未だに勝てないJRAのG1は、現在まで96連敗中。いよいよ3桁の大台突入が近づきつつある。

 2歳時にはG1級と評価されていたランドオブリバティと挑んだ昨年のホープフルS(G1)では、4コーナーで大きく外に逸走するアクシデントもあった。その後、他の騎手へと乗り替わりとなったことは、陣営から「技量不足」と判断されたとも考えられる。

 しかし、三浦騎手が「デビュー当時からさまざまな関係者のサポートがあってこの年齢でここまで騎乗回数を積み上げることができました」と、話す通り、多くの関係者からまだ見放されていないのも事実だ。その関係者らへ恩返しをするためにも、まずはG1を1つ勝ってくれることに期待したい。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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