「ウマ娘」ドーブネ2連勝も武豊の代打・吉田隼人に酷評…。元JRA藤田伸二氏、池添謙一×メイケイエールにご満悦?「10億までは降りない」って10億稼いだ馬って何頭いるの?【週末GJ人気記事総まとめ】

 様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!

吉田隼人騎手 撮影:Ruriko.I

5億円ドーブネ2連勝も武豊の代打・吉田隼人が「酷評」された理由。「一戦消化しただけになってしまった」喜びも束の間、心配される今後の路線

ライター「A」:先週のききょうS(OP)でデビュー2連勝を飾った5億円ホース・ドーブネ(牡2歳、栗東・武幸四郎厩舎)ですが、レースの内容が芳しくなかったようです。

デスク「Y」:うーん、掛かり気味にハナに立って、そのまま押し切ったんだけど、代打の吉田隼人騎手も「今日は一戦消化しただけになってしまった」ってコメントしてたね。

ライター「A」:レースの内容的にも能力が高いことは明らかですが、今は先の大レースを見据えて競馬を教えていく時期ですからね。吉田隼騎手にしても、先に繋がるようなレースをしたかったのではないでしょうか。

デスク「Y」:話題の馬だし、凱旋門賞(仏G1)へ乗りに行った武豊騎手の代打ってことで、吉田隼騎手にもプレッシャーはあったのかな。ただ、そもそも陣営が1400mのここを選んだわけだし、やっぱり短い距離で考えてるってことか。

ライター「A」:調教でもやや行きたがる面を見せるなど、気性面に課題のある馬ですしね。次走は1600mのデイリー杯2歳S(G2)が予定されているそうです。

デスク「Y」:ということは、やっぱり12月の朝日杯フューチュリティS(G1)が目標かな。朝日杯は、武豊騎手がまだ勝ったことがないG1の1つだし、もしデイリー杯を勝つようなら一気に盛り上がるだろうね。

ライター「A」:かつて名コンビだったキタサンブラックの北島三郎さんもそうですが、ドーブネもオーナーの藤田晋さんも“持ってる人”ですからね。競馬界を代表するようなコンビになるかもしれませんよ。

デスク「Y」:まあ、個人でJRAの馬主さんになるような人は、ある意味皆さん“持ってる”よ。しかし今時、“持ってる”とか……若い子から「何か持ってるんですか?」って聞かれるよ?(笑)

ライター「A」:いやいや、ついこの間、日ハムの斎藤佑樹投手が引退表明したばっかりじゃないですか!

デスク「Y」:ああ、そうか! 持ってるって斎藤投手が言われ始めたんだよね?

ライター「A」:あとサッカーの本田圭佑選手とか、ゴルフの石川遼選手とか2000年代の初め頃に活躍したアスリートがよく言われていました。

デスク「Y」:懐かしいなあ。俺もよく昔は「自分は持ってる」って言ってたなあ。

ライター「A」:自分で言う人って、大抵痛いだけですよね……。


元JRA藤田伸二氏「勝ちにいってない」のに武豊の代打・池添謙一に賛辞を送った理由。メイケイエール“アドバイス通り”のレースぶりにご満悦?

ライター「A」:先週のスプリンターズS(G1)での復活が期待されたメイケイエール(牝3歳、栗東・武英智厩舎)ですが、残念ながら馬券圏内に一歩及ばない4着でした。

デスク「Y」:結果だけを見ればG1で4着なんだから、決して悪い結果じゃないんだけどね。あの気性は名手・池添謙一でもダメだったか……。

ライター「A」:レース後「やっぱり(引っ)掛かる」って話してましたね。スタート直後に外に逃避して、タイセイビジョンとエイティーンガールに迷惑をかけてしまいました。

デスク「Y」:池添騎手も謝罪してたんだけど、JRAから戒告が出てたね。そこから外をまくっての4着まで来たのは能力がある証拠だけど、この馬の場合は、まずちゃんと走れるか……今後も課題は山積みだね。

ライター「A」:ただ、そんなメイケイエールのレースぶりを評価していたのが、元JRA騎手の藤田伸二さん。先日のYouTube配信で「行きたがっても無理してでも抑えて、上がりの3ハロンでどれくらいの脚を使えるのか。後ろから残り600mまで我慢して、そこから大外ブン回してどれくらいの脚を使えるか。そうしたら次のレースにつながると思う」と話していましたが、まさにそんな感じのレースぶりでした。

デスク「Y」:当日のライブ配信でも「馬に勉強できるレースができたんじゃないかな」と評価してたらしいね。

ライター「A」:確かに、これまでみたいに抑え切れないままハナに立って、最後の直線で失速するレースよりは、次につながりそうなレースでしたね。

デスク「Y」:そうそう。だから、メイケイエールは今後も池添騎手に乗ってほしいよね。武豊騎手がダメってわけじゃないんだけど、こういう馬はコロコロ乗り替わるより、1人の騎手が腰を据えて競馬を教えていった方がいいと思うんだよなあ。

ライター「A」:ウチの若い子もコロコロ教える人が変わったから「言ってることが人によって違う」って愚痴ってましたしね。

デスク「Y」:……そんなのデスクに言っていいの?

ライター「A」:いいんじゃないですか? どうせ何も言わないでしょうし。この間も「今の若い子はちょっと言ったら、すぐにパワハラだ、ブラック企業だって言いだすから怖い」って言ってたじゃないですか。

デスク「Y」:池添騎手とメイケイエールといっしょに自分探しの旅に出掛けたい……。

「10億までは降りない」名物オーナーが惚れ込んだ期待馬がデビュー! 史上最高額を記録した馬を気に入った「ルーツ」とは

ライター「A」:今週、いよいよ昨年のセレクトセールで5億1000万円で落札されたショウナンアデイブ(牡2歳、栗東・高野友和厩舎)がデビューします。

デスク「Y」:土曜の阪神・芝2000mだよね。高野厩舎に浜中俊騎手だったら、ショウナン軍団の稼ぎ頭のショウナンパンドラといっしょか。国本哲秀オーナーもさすがに気合入ってるだろうね!

ライター「A」:国本オーナーが事前に何度も下見に行って、惚れ込んた逸材のようです。「10億までは降りない」と豪語してたとか……。

デスク「Y」:10億は凄い! ちなみに獲得賞金だけで10億円超えた馬って何頭くらいいるの?

ライター「A」:歴代1位はアーモンドアイで19億円を超えています。そこからキタサンブラック、テイエムオペラオー、ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ブエナビスタ、ディープインパクト、ゴールドシップ、ウオッカ、アドマイヤムーン……。他にも秋古馬三冠のゼンノロブロイや史上初の10億円ホースになったメジロマックイーンなどもいますが、それでも歴代で30頭くらいでしょうね。

デスク「Y」:夢が膨らむねえ。ただ、ショウナンの馬は古馬になってから本格化する馬が多い印象。ショウナンパンドラもショウナンカンプもデビュー戦は負けてるから、もしショウナンアデイブが今週負けても長い目で見た方がいいと思うな。

ライター「A」:ということは、デスクはショウナンアデイブを切って別の馬から勝負するんですね?(笑)

デスク「Y」:その通り。夢は国本オーナーのような大物が取りに行けばいいのよ。我々、庶民は明日のハイボールのために目先の小銭を拾いに行く(笑)

ライター「A」:夢がないなあ……。欠片すらない。


 さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)

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