武豊「12年に一度のジンクス」が皐月賞(G1)に波乱を巻き起こす!? 苦戦必至のダンビュライトに転がり込んできた「2つ」の幸運


 今年48歳。騎手として3度目の年男となる武豊騎手だが、24歳の時にはナリタタイシンで、36歳の時にはディープインパクトでそれぞれ皐月賞を勝利。いわば「2連勝中」なのだ。

 だからこそ以前から、今年の皐月賞で武豊騎手が何に乗るか、ずっと注目していた。一時は「乗り馬がいない」と肝を冷やしたが、最終的にダンビュライトに騎乗することが決まった。

 弥生賞の後、ルメール騎手が「彼は瞬発力があまりない」と漏らしていたように、本番でも厳しいと思っていたダンビュライト。だが、ここにきて「前週の雨」であまり瞬発力のいらない馬場になりつつあるのと、2連勝中の「年男・武豊」という2つの強みが転がり込んできた。

 怪物牝馬ファンディーナの参戦で沸く今年の皐月賞だが、馬場が荒れれば何が起こるかわからないことは先週の桜花賞で改めて思い知らされた。当然、ファンディーナ以外の相手もそろったが、ここは「12年に一度のジンクス」を信じて強気に狙ってみたい。

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