【かしわ記念(G1)展望】武豊コパノリッキー3度目の復活なるか!? GWを彩る「地方競馬の祭典」に豪華メンバーが集結!
ゴールデンウィーク真っ只中の5日(金)、船橋競馬場で第29回かしわ記念(G1)が開催される。昨年は武豊騎乗のコパノリッキーが見事な復活勝利。この勝利を皮切りに帝王賞、南部杯と交流G1を3連勝した。
今年もJRA勢には精鋭がそろったが、中でも3度目の復活を狙うコパノリッキー(牡7歳、栗東・村山明厩舎)と武豊騎手には要注目だ。
昨年はチャンピンズC、東京大賞典、フェブラリーSのG1・3連戦を7着、4着、7着として、かしわ記念に出走したコパノリッキー。当時G1競走5勝を誇った本馬だが、さすがに3番人気と人気を落としていた。
ところが2番手から、上がり最速の末脚で抜け出すという圧倒的な走りを披露。そのまま帝王賞、南部杯と破竹の3連勝を飾った。
しかし、次のJBCクラシック(G1)で5着に敗れると、昨年と同じくチャンピンズC、東京大賞典、フェブラリーSを連敗。それも13着、5着、14着と昨年よりも大きく着順を落としている。今年で7歳、普通なら終わっていても不思議ではないが、4歳のフェブラリーSでは16番人気の単勝272.1倍で復活勝利。昨年もこのレースで突然激走し、2度目の復活を飾っているだけに、この馬だけは見限れない。
だが、そんな予期せぬ”アクシデント”さえなければ、今度こそベストウォーリア(牡7歳、栗東・石坂正厩舎)に3つ目のG1タイトルが巡ってきてもいいはずだ。
現在5戦連続2着と、とにかく勝ち切れないベストウォーリア。前走のフェブラリーSでもゴールドドリームを最後まで苦しめたものの、勝ち馬の父ゴールドアリュールが亡くなったばかりだからか、まるで背中を押されたような驚異の粘り腰の前にクビ差屈した。