JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」
出ていこうとしたところを川須騎手が止めようとすると、ルメール騎手は怒りのあまり日本語を忘れたふりをしてフランス語でまくし立てる。当然すべて演技だが、放送禁止用語も混ぜる辺り、さすがの演出の細かさである。
さらにルメール騎手はテーブルの上にあったガラス瓶で川須騎手の頭を殴打。実はこれもガラス瓶に見せた飴細工。簡単に割れてしまうように作られているが、効果はテキメンだったようだ。ルメール騎手はさらに川須騎手の襟首を持ち上げて、積み重なった段ボールへ投げつける。本来なら完全に警察沙汰だが、これらもすべて”シナリオ”通り。皆が了承済みの展開である。
ただ一人、部屋の隅で固まっているデムーロ騎手を除いては。
最後に、わずかに心配そうな表情を浮かべて部屋から立ち去っていくルメール騎手。川須騎手が頭から突っ込んだ段ボール群が崩れかけたところを、”空き箱”だとバレないように床に落ちる前に受け止めて積みなおす国分恭騎手。ナイスフォローだが、倒れている川須騎手よりも”段ボール優先”の行動はいかがなものか……。
「えっ、ウソでしょ……」あまりの出来事に面喰ってしまい、ただ一人、席から立てないデムーロ騎手。顔面蒼白である。
そこに『どっきり!大成功!!』と書かれたお馴染みの看板を持ったルメール騎手が再登場。
すべてを悟ったデムーロ騎手は驚きのあまり心臓を抑えて立ち上がり、シャツをまくり上げて顔を隠してしまう。「やばいよ、それは」の一言に会場は大爆笑。「クリストフ(ルメール)がそんな怒ったの見たことない!ビックリして……」とテーブルに泣き伏してしまった。