【目黒記念(G2)展望】大魔神佐々木主浩氏がダービーデーを締めくくる!? 難解重賞の勝者は?
新馬戦以来の芝でのレースとなるラニ(牡4、栗東・松永厩舎)は、どのような走りを見せてくれるだろうか。昨年はアメリカの3冠レースへ挑戦をしていたダートレース巧者が、満を持しての登場となるだけに期待が膨らむ。近走は物足りない戦績が続いているが、兄のアウォーディーが芝のレースからダートレースへの条件替わりでここまで掲示板を外したことがないほどの活躍ぶり。この馬の一変もないとは言えないだろう。母は天皇賞(秋)を制している良血馬なので、もっと活躍できるだけの能力は秘めているはずだ。
このほかにはこのレースで安定した走りを見せているヒットザターゲット(牡9、栗東・加藤厩舎)や条件戦を勝ち上がってきたスタミナ自慢のウムブルフ(牡4、美浦・堀厩舎)、3年前のこの舞台では主役だったワンアンドオンリー(牡6、栗東・橋口厩舎)などが出走を予定している。
日本ダービー(G1)終了後にも、これほどのメンバーが出走するだけに盛り上がること間違いなしの目黒記念(G2)。今年も訪れた日本競馬界のお祭りを締めくくるのはどの馬になるのだろうか。注目のレースは28日(日)、東京競馬場で17:00発走予定となっている。