福永祐一、27年間の騎手人生に終止符…【2023年上半期GJ人気記事ぶった斬り!】
毎週末恒例の【週末GJ人気記事ぶった斬り!】のコーナー。今年も間もなく6月が終わるということで、【2023年上半期GJ人気記事ぶった斬り!】として、2023年におけるここまでの競馬で大きな反響があったニュースを振り返る特別編をお送りする。
お馴染みの下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■JRA福永祐一「トップ通過」で一次試験突破、一発勝負に関係者からも驚きの声…徹底的な「箝口令」が敷かれた舞台裏
ライター「A」:福永祐一元騎手が調教師に転身するため、2月一杯をもって27年間の騎手生活にピリオドを打ちました。
デスク「Y」:早いよね~。ついこの間、騎手デビューして、キングヘイローとともにダービーに臨んでたような気もするんだけど。いやぁ、月日が経つのって本当に早い!
ライター「A」:相変わらずおじさん全開ですね。JRAで挙げた通算2636勝は歴代4位の記録です。
デスク「Y」:こういっちゃ何だけど、以前は武豊騎手なんかに比べてもうひとつ頼りない感じもしたけど、晩年になるにつれて逞しさが増していったというか、競馬界の顔役の1人になったよね。
ライター「A」:2018年にワグネリアンとのコンビで日本ダービー(G1)を初優勝したのが大きかったのではないでしょうか。福永騎手本人も「その後の騎手人生を変えた1勝だった」と、インタビューなどで語っています。
デスク「Y」:ワグネリアンとデビューから3連勝したのを見たときには、私も「ついに福永祐一がダービー馬と巡り合った!」って思ったわよ。
ただ、1冠目の皐月賞(G1)で1番人気に推されてたのに7着に負けちゃったじゃん。しかもダービーでは不利だとされている外枠の17番枠。だから検討に検討を重ねた結果、これは厳しいんじゃないかと見て馬券から外しちゃったんだよね。
ライター「A」:だからこそ勝利できたのかもしれませんね。
デスク「Y」:人を疫病神のように言うんじゃない。でもね、その後のダービーではコントレイルとシャフリヤールに「◎」を打って単勝をバッチリ獲らせていただいたよ。どう? これで私のせいじゃないって証明されたでしょう?
ライター「A」:初めからデスクの本命なんてモノともしなかったと思いますけどね。ただ、やはり騎手・福永祐一といえばビッグレースで欠かせない存在だっただけに、仕方ないとはいえ、もう見られないとなるとやはり寂しさもあります。
デスク「Y」:わかる。私も引退式をライブ配信で見てたけど、いろいろと込み上げてきて思わず涙しちゃったわぁ。改めまして長い騎手生活、本当にお疲れさまでした! で、福永厩舎は一体いつ開業になるのかしら?
ライター「A」:来年3月を予定しているみたいです。それまでは技術調教師として、研修先の厩舎で管理や経営などについて学ぶそうですよ。
デスク「Y」:いろいろ大変そうだけど、福永元騎手ほどの理論派なら調教師になっても大成功間違いなしって以前から言われてたよね。よっしゃ、私もこれまでに培った理論やノウハウを基に、そろそろ第二の人生の構想でも練り始めようかしら。
ライター「A」:は? デスクに何か理論なんてありましたっけ?
デスク「Y」:私を甘く見るんじゃない。いいか、これまでは積極的すぎたが故に、飲み屋のお姉ちゃんたちから冷たくあしらわれていたのだ。これからは余裕のある男をアピールすることで、モテ男としての人生が待っているに間違いない!
ライター「A」:そっちかよ! そんなこと考えている時点で間違いなく嫌われるパターンだ、こりゃ。
さて、毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今年もたくさんの記事を掲載してきました。お手すきの際に2023年上半期を振り返りながらご笑覧いただけたら幸いです。